テーマ: 一般
開催日時 2007年 3月18日(日) ・ 19日(月)
[研究会会場]
研究会会場 18日 BigU http://www.big-u.jp/
19日 KKR白浜美浜荘 http://www.kkrshirahama.com/
宿泊 KKR白浜美浜荘 http://www.kkrshirahama.com/
●3/18(日)
12:45-14:45 一般セッション(1)
1.教え方の熟練を指向したオントロジーを利用した記録データ分析の構想
○松田憲幸(和歌山大学),表武史,今中武(松下電器産業株式会社),
池田満(北陸先端科学技術大学院大学),瀧寛和(和歌山大学)
教職員の教え方の熟練に有用となる教育データの分析について、分析
の視点を表すオントロジーの活用について構想を述べる。
2.ファジー理論を用いた自学自習補助システムの一提案
○江口啓(静岡大学教育学部),伊東幸宏,小西達裕(静岡大学情報学部)
小・中学校などの初等教育において、計算能力や英単語力の効果的な
獲得は重要な課題である。そこで、生徒の能力に合わせて学習内容を
調整する、ファジー理論を用いた自学自習補助システムを提案する。
3.みさと天文台8m電波望遠鏡を用いた銀河系からのHI輝線観測
○佐藤奈穂子(和歌山大学)
みさと天文台に設置されている8m電波望遠鏡を改修し、銀河系からの
HI輝線の観測装置の開発を行っている。この装置を用い、一般に認知
度の低い電波天文学の啓蒙普及を目指す。
4.描画時に助言を提示するデッサン学習支援環境
古賀俊廣,和田隆人(和歌山大),前野浩孝(日立TC),○曽我真人,
松田憲幸,高木佐恵子,瀧寛和,吉本富士市(和歌山大)
画用紙上にデッサンを描画している時に,モチーフの構図や形状につ
いて,ペン先の位置に応じて,アドバイスを提示するデッサン学習支
援環境について述べる.
15:00-15:40 特別企画セッション
5.教育における教育システム研究の意義
−第17回教育システム若手の会報告−
○村上正行(京都外国語大学),長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学),
梅田恭子(愛知教育大学),立岩佑一郎(名古屋大学),佐々木喜一郎(名古屋大学)
第17回教育システム若手の会の開催報告とともに、「教育システム研
究は教育の役に立つのか!?」というテーマで議論した内容について
紹介する。
15:50-17:05 学生セッション
6.高校化学を対象とした知的教育システムによる問題解決処理機構の構築
○上田徹,井嶋奈々,小西達裕,伊東幸宏(静岡大学情報学部)
我々は,高等学校で学習する化学を対象とする知的教育システムの研
究・開発を進めている.本研究では,知的教育システムの教育現場へ
の導入・実用化を目指した問題解決処理機構の設計を行った.
7.Project:e-SpaceCam
P2Pエージェントネットワークを用いたリモート望遠鏡システムの構築
○岡本卓也(和歌山大学システム工学研究科),
加藤精一(兵庫医科大学医学部),小西佑治(大阪大学工学部),
曽我真人(和歌山大学システム工学部)
P2Pエージェントネットワークを持つ、リモート望遠鏡システムを構
築することによって、個人や公共機関の持つ天体望遠鏡や観測データ
の、公開支援や、共有利用、協調観測を実現するための環境の開発
8.プログラムの問題領域での動作説明を行う学習支援システムにおけるモニ
タリング処理への対応
○相澤直人(静岡大学情報学部),安間文彦(電気通信大学),小暮悟,
小西達裕,伊東幸宏(静岡大学情報学部)
本研究ではプログラムの問題領域上での働きの説明・可視化により初
等プログラミング学習者を支援するシステムを構築する。問題解決に
直接寄与しないコードを学習者に効果的に説明する為にシステムの拡
張を行う。
●3/19(月)
9:00-10:30 一般セッション(2)
9.第二言語の表現獲得のための総合的学習支援環境
○中村 宏,小松崎 聖,倉山 めぐみ(東京理科大学 基礎工学部),
掛川 淳一(兵庫教育大学 学校教育学部),伊丹 誠,伊藤 紘二
(東京理科大学 基礎工学部)
第二言語学習において,場面設定を学習者に与え,テキストのもつエ
ピソディックな文脈の中での表現の違いを比較を通じて学習させる,
総合的な表現獲得学習支援システムを提案する.
10.知識発信によるリフレクション支援
○柏原昭博,加茂下泰広(電気通信大学)
主体的に学んだ知識の不完全さに対する気づきを与えるために,知識
を発信してPeerから批評を受ける手法を提案するとともに,知識発信
からPeer Reviewのプロセスを支援するシステムとその評価について
述べる.
11.指差し天体インタラクションシステムの構築と評価
関和樹,寺中浩司,床井浩平,○曽我真人(和歌山大)
星を指差すと,その星の情報を音声で提示したり,逆に,星の名前を
選択すると,空のどこに見えているかをガイドしてくれるシステムを
紹介する.
10:45-12:15 一般セッション(3)
12.環境リスクマネジメント学習支援と受講モデリング
○松井孝典(大阪大学大学院工学研究科)
現在、大阪大学大学院工学研究科「環境リスク管理のための人材養成」
プログラムhttp://risk.see.eng.osaka-u.ac.jp/index.htmlで開発を
進めている知的情報システムによる学習支援開発を紹介したい。
13.外的資源のデザインと利用の実験的検討
○Wu Raychi, 三輪和久, 小島一晃(名古屋大学)
本研究では,ToDoリストのデザインを対象課題として,外的資源のデ
ザインと利用において,内的資源の利用可能性がどのように影響する
かを実験的に検討した.
14.「ハイテク、ローテク、自主防災」からの提案
○豊増伸治(みさと天文台)
防災は生きるための科学的な知識や技能を、極めて柔軟に発揮せねば
ならない最良の機会である。ヘリを使ったアドホック無線LANや草
刈り機発電を開発し、地域の学校を巻き込み防災訓練を実施したので